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蛭子能収のうきうきギャンブラー人生

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蛭子能収プロフィールphoto

蛭子能収

1947年長崎生まれ。漫画家、俳優。看板店、ちりがみ交換、ダスキン配達などの職業を経て33歳で漫画家に。その後TVにも出演。現在「蛭子コレクション」全21冊のうち7冊発売中。ギャンブル(特に競艇)大好き。カレーライス、ラーメンなど大好き。魚介類や納豆は苦手。現在、タレント、俳優、漫画家、エッセイストと多ジャンルで活躍中。

Vol.21 ツキの蓄積


 プライベートで麻雀をするのはやめているが、プロ麻雀連盟の主催する麻雀大会に出席。久しぶりの麻雀だけにツキがたまっているだろうと、本日は勝つ気十分だった。大会は計32名で闘い、決勝戦は成績上位の四名が出られることになっている。優勝賞金は100万円!

 一回戦、対面からリーチがかかっていたが、気にせずカンチャン待ちの追っかけリーチといった。待っているのはドラの3ソウ。これをなんと一発でツモったのだ。周りは「オウ!」。やはりツキがたまっていたのだろう。
 予選では3回闘って2位だった。第2次予選で少し調子を落とし6位に落ちた。麻雀はツキだけで勝ち続けることは不可能だったのだ。決勝戦の4名に残るには、やはり腕も上手でなければならない。この日は6位の賞品と出演料5万円をもらってすごすご帰った。

 翌日も麻雀大会に出席した。フジTVネクストで放映されている「われめでポン」というTV番組である。これは深夜0時から朝の6時まで4名のタレントが麻雀を闘い、生放送する番組で、こちらの賞金は優勝した人に50万円が手渡される。
 二日連続で麻雀打ちとなった。川合俊一さんらと時間が来るまで打ち続ける。大体6回か7回打てる感じだろうか。
 1戦目、2戦目と私がトップを取った。ここで優勝を意識してしまった。

「今日は優勝できるかもしれない」

意識すると、なんとなく守りに入ってしまうものだ。リーチがかかればオリてしまう。ちょっと情けない麻雀になってしまった。
そのうち、川合さんら他の2人もトップを取り、ラストは団子状態に。わずかに私がトップだが、トップを取れば優勝の可能性はみんなある。最後の闘いはドキドキ。
 最終回は4着目のマギー審司さんが川合さんから和がってトップを取った。

 私は逆転されたのだろうか?

 優勝はエビスさん
 ディレクターの発表に「やった!!」。点差はほんのわずかだった。
 賞金を貰った私は上野のサウナで一時間休憩して電車で栗橋へ向かった。ボートピア栗橋でイベントの出演だった。舞台に上がって喋りながら全レースの舟券も買った。
 調子が上がっているのは確実で、この日は万舟をなんと2本も当てて15万円程プラスになったのだ。

 次の日、仕事は休み。この日は尼崎ボートレース場で総理大臣杯(クラシックレース)の優勝戦日だ。
ポケットにたっぷり現金を入れて平和島へ。昨日、麻雀や栗橋で勝ったツキを使って今日も平和島へ出かけ舟券で勝つつもりだ。
 資金はたっぷりある。3000円のロイヤル席で一人もくもくと尼崎ボートの舟券を買った。しかし今日は全く当らない。昨日とは、まるで違うのだ。結局20万円以上の大負けで平和島から帰還。勝負運はわずか2日で変わってしまったようだ……。

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