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蛭子能収のうきうきギャンブラー人生

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蛭子能収プロフィールphoto

蛭子能収

1947年長崎生まれ。漫画家、俳優。看板店、ちりがみ交換、ダスキン配達などの職業を経て33歳で漫画家に。その後TVにも出演。現在「蛭子コレクション」全21冊のうち7冊発売中。ギャンブル(特に競艇)大好き。カレーライス、ラーメンなど大好き。魚介類や納豆は苦手。現在、タレント、俳優、漫画家、エッセイストと多ジャンルで活躍中。

Vol.49 レースを観る意味


 机の上にいろいろな物が置いてあり、絵を描くスペースがなくなっている。エンピツやペン、ボールペンやスミ、フデ、名刺、ハガキなどがバラバラと置かれ、漫画を書くスペースがすごく狭い。
 その中から出てきた3枚の出走表。江戸川、多摩川、鳴門の出走表だった。これは私が少し前に訪れた平和島劇場で遊んだ結果の出走表である。

 まず、江戸川ボートの出走表、4レース(-2)、7レース(+26)、8レース(±0)、9レースも(±0)。
 プラスからマイナスを引いて24プラス。ということは、2万4千円の勝ちということだ。
 多摩川ボートの出走表。1レース(±0)、2レース(-10)、3レース(-5)、4レース(-10)、5レース(-13)、6レース(-3)、7レース(-8)、8レース(±0)、9レース(-10)、10レース(+20)。ここはマイナスが多く、マイナス39となっている。マイナス39は3万9千円の負けということである。

 鳴門ボートレース場の出走表は、2レース(-13)、3レース(-10)、4レース(-10)、5レース(-11)、6レース(+101/10万1千円勝ったということ。私にとって大きなプラスだ)、7レース(+37)、8レース(-11)、9レース(-12)、10レース(-18)、鳴門ボートレース場はプラス7万円だった。
 この日、この3つのレース場の舟券を買って、トータルでは3万1千円の勝ちとなっていた。
 勝ちが少ないと思うかもしれないが、ギャンブルは負けて当たり前という相場である。一日遊んで3万勝つということは、喜んで帰るべきである。

 このように、いくつかの競艇場の舟券を売ってる所をボートピアという。東京では大森駅の近く、平和島競艇場の奥にある。
 私は平和島が開催していれば、ボートピアには行かない。やはり生のボートレースをみて買うのが面白いからだ。6選手のスタート展示、そして2周の展示航走を見て、舟券の推理をする。きちんと予想を立て、それで決まった時の喜びは格別だからである。
 ゆっくり見て、しっかり考えて舟券を買う。一日12レースだけを見て買う。これがやはりちょうどいいのである。他の場とも考え、一日30レースとかやると、まず推理が雑になる。お金もいくら使ったか分からなくなる。当たったとしても、それはたまたま当たっただけである。
 一レース一レース、誰がスタートを行って誰が差すか? あるいはマクリか? しっかり見ると、その選手達のクセも少しは分かるかもしれない。「大外でも、この選手は差して2着に来るんだ」とか。

 やはりレースを直接観るのは良いことである。

 


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