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蛭子能収のうきうきギャンブラー人生

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蛭子能収プロフィールphoto

蛭子能収

1947年長崎生まれ。漫画家、俳優。看板店、ちりがみ交換、ダスキン配達などの職業を経て33歳で漫画家に。その後TVにも出演。現在「蛭子コレクション」全21冊のうち7冊発売中。ギャンブル(特に競艇)大好き。カレーライス、ラーメンなど大好き。魚介類や納豆は苦手。現在、タレント、俳優、漫画家、エッセイストと多ジャンルで活躍中。

Vol.69 カジノの話


 こないだ長崎へ行った。レーサーを辞める選手について、その選手を表彰するかしないかを決める話し合いに出席する為だ。一応基準があり、その基準に達してなかったので今回は見送りとなったが、なんとなく残念な気持ちである。いっそのこと辞める選手、すべての人を表彰してもいいんじゃないかとも思ってしまう。
 会議が終わって、舟券を買いに走った。しかし、その舟券が全然当たらないのである。ここのところギャンブルは負けてばっかしだ。私が考えた、いくつかの必勝出目も全然こない。競艇場へ行くのが怖いくらいである。もう競艇の話もしたくない感じである。
 でも、僕は絶対、競艇を止めないと思う。競艇が大好きだからである。実は競艇以外にももうひとつ大好きなものがあって、それは“麻雀”! 麻雀店に行って、知らない相手3人を入れ、4人でガチャガチャ音を立て、そして役を作っていく過程がなんとも言いようがなく好きだ。いつもなら「芸能人麻雀大会」が行われ、私もテレビの中で好きな麻雀をやっている筈なのだが、今年は一向にお呼びが掛からない。なぜかな…?
 町の中へ出て行けばアッチコッチに麻雀店の看板が出ている。しかしこれらの店では賭けが行われていることも多いので、一度捕まったことのある私はとても行けるものではない。
 何とか少しくらいの賭けは大丈夫ですよとならないものだろうか。

 そんな折、日本にも本格的なカジノ店ができるという話を耳にした。
 ところが、そのカジノの入場料がなんと6000円もするんだとか……。これはいくらなんでも高すぎるのではないか。私も何回か海外旅行に行き、カジノで遊んできたが6000円も入場料を取る国はなかった。
 むしろ入場料は無料という国が圧倒的に多い。日本に初めてのカジノができるのは嬉しいが、入場料が6000円とはビックリだ。
 これではほとんどの人が入場した途端に6000円の負けになるということである。いや、ほとんどの人じゃなく入場者全員が-6000円でスタートすることになる。この6000円をカジノで取り戻すのは、すごくムズかしいことだ。
 これはお金持ちしかカジノ場に来てはいけない!!と警告してるようなものだ。

 ある程度の考えは、わからないでもないが、遊びを心得ている人は、自分の思い通りに遊びたいもの。それが入場した途端に6000円のマイナスでは、そのお金を取り戻すのがいかに難しいかわかるだけに、カジノへ行こうと思う前に「行けば必ず損をする…」という考えがよぎってしまう。

 せっかくのカジノなのにどう考えても入場料が高すぎるよ…(泣)

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